診療・各部門
HCU・救急外来室
当院は、災害拠点病院・地域医療支援病院として長崎県県央地区の2次救急医療の役割を担っています。HCU(8床)と救急外来を1看護単位として運用しており、診療科を問わず、急激に生命を脅かす重度の侵襲に苛まれた患者さんを受け入れ、高度な生命補助装置を駆使して、状態の安定化を図っています。私たちは、医師・メディカルスタッフとチームを組み、強力かつ集中的な治療と看護を提供しています。さらに、患者さん同様に危機的な状況にあるご家族に対しても寄り添い、身体的・精神的ケアを行うように心がけています。また、院内の急変発生時は速やかに駆けつけ、チーム医療を提供します。
HCU・救急外来の看護師には、より的確なフィジカルアセスメント能力と思考・分析能力、急激な変化にも対応できる判断・処理能力が求められます。そのため、各々が積極的に研修会等に参加し、知り得た情報を共有しお互いを高め合っています。また、提供されている医療を客観的に見つめる力と、患者さんにとって最良のケアが提供できる力を培うための努力をしています。