がんは、「国民病」と呼んでも過言ではなく、「がん患者を含めた国民ががんを知り、がんと向き合い、がんに負けることない社会」の実現を目指すこととされています。
がん登録は、平成19年に策定された「がん対策推進基本計画」の中で重点的に取り組むべき課題として明記されています。
がんの種類、進行度等に応じた治療成績を正確に収集・分析・公表することは、最も基本的かつ重要な情報の一つであり、そのためには精度が高く内容の充実したがん登録が広く実施されることが必要です。
当院は、平成22年１月診断分より正式に５大がん（胃・大腸・乳・肺・肝）での院内がん登録を運用開始し、平成22年５月分より前立腺がんを登録、平成23年１月分より全がんを登録しています。